春場所開催可否、3月1日に決定 大相撲、不透明な状況に力士複雑

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本相撲協会が春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)の開催可否について、無観客での実施や中止の選択肢を含めて3月1日の臨時理事会で決定する。不透明な状況に、力士たちは26日、複雑な思いを口にした。

 横綱鶴竜は「力士は何があってもベストを尽くすしかない。あとはどうなるかだ」と稽古に集中する構えを示した。

 春場所で大関昇進を目指す関脇朝乃山は、稽古後にファンから握手などを求められると「新型コロナウイルスが流行しているので申し訳ありません」と丁寧に断った。


  • LINEで送る