米、中国記者追放検討か WSJ退去要求への報復

 【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は24日、米政府が多数の中国の記者を米国から追放すべきかどうか検討していると伝えた。新型肺炎に関するコラムを巡り米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の北京駐在記者3人の記者証を中国が取り消し、国外退去を求めたことへの報復措置としている。

 報道によると、米政府内では、数十人から数百人規模での追放の可能性を含め、どの程度厳しい対応を取るべきか議論されている。だが報道の自由を重視する米国の価値観との兼ね合いもあり、法的に不可能だとの意見もある。


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