JR東労組分裂で新労連 脱退の二千数百人ら

JR東労組から脱退した組合員らが開いた新労連の結成集会=22日午後、東京都中央区

 JR東日本の最大労組とされる東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)から脱退した組合員らが22日、新たに「日本輸送サービス労働組合連合会」を結成した。同日、東京都内で結成集会を開いた。組合員数は二千数百人としている。

 新たな労連は産業別労働組合(産別)の位置付けで、傘下に「JR東日本輸送サービス労働組合」と「ジェイアールバス関東労働組合」が入る。連合など三つあるナショナルセンター(労組の全国組織)には加盟せずに活動する。

 労連の委員長には、JR東労組東京地本の副委員長だった関昭生氏(48)が就任した。


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