岡山の競輪場にホテル併設 全国初、誘客強化狙う

 岡山県玉野市の玉野競輪場に、全国で初めてホテルが併設されることが20日、分かった。市が同日発表した2020年度の当初予算案で、経費が計上された競輪場の改修事業の一環。老朽化が進む施設を整備し、スポーツイベントなどにも活用することで市内外からの誘客の強化を狙う。

 市は、競輪くじなどのインターネット販売を手掛ける「チャリ・ロト」側に競輪場の設計から運営までを委託。ホテルの建設費や運営費はチャリ・ロトが全額負担する。競輪場の改修費用は、20億円を上限に市が負担する。

 ホテルは8階建てで客室数は100室とし、収容人員は170人程度を予定している。


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