韓国人乗客ら大統領専用機で帰国 クルーズ船から退避

 【ソウル共同】新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた韓国人の乗客らを退避させるため、韓国政府が日本に派遣した大統領専用機が19日午前、ソウル近郊の金浦空港に到着した。乗客らは到着後、政府施設で14日間の隔離生活を送る。

 韓国メディアによると、韓国人の乗客乗員計6人と日本人配偶者1人が搭乗した。感染が疑われる症状のある人はいないという。

 同船には韓国人計14人が乗船。日本に生活拠点がある人も多いため、当初韓国政府は慎重姿勢を示していたが、米国のチャーター機派遣などを受けて移送を決めた。


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