元豪首相「機長は自殺」と証言 14年不明のマレーシア航空機

 【ダーウィン(オーストラリア北部)共同】2014年に南シナ海上空で消息を絶ったマレーシア航空370便について、当時オーストラリア首相として捜索活動を主導したアボット氏は18日放映のオーストラリアのテレビ番組で「ごく初期の段階から、マレーシア政府の最高位の高官らが操縦士による無理心中だと考えていたのは明白だった」と述べた。

 操縦していた機長が自殺のため故意に墜落させたと聞かされたと明らかにした。マレーシア政府など8カ国でつくる調査団は18年に「原因は不明」とする報告書を発表した際、機長自殺説には否定的な見解を示しており波紋を呼びそうだ。


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