福島県警本部長「深くおわび」 ヘリ不時着、質問受け付けず

 福島県郡山市で1日に臓器移植用の心臓を運んでいた県警航空隊のヘリコプターが不時着した事故で、林学県警本部長が18日の記者会見で「このような事故が発生したことを深くおわびする」とのコメントを読み上げた。

 事故を巡っては、機体を安定させるテールローター(後部回転翼)に動力を伝えるための駆動軸が破断したことが分かっているが、「運輸安全委員会と連携して原因の調査などを行っている」と述べるにとどめた。

 コメントに関する記者からの質問は受け付けず、心臓移植が受けられなくなった患者や臓器提供者の家族への言及はなかった。

 事故では7人が重軽傷、心臓移植は中止となった。


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