「体調不良でも出社」が83% 民間アンケート、2月上旬実施

厳しい冷え込みの中、通勤する人たち=2018年1月、東京・丸の内

 発熱など体調不良でも無理して出社した経験がある人は83・1%に上ると、転職支援サービス業「ワークポート」のアンケートで分かった。回答者のほぼ全員が「休むべきだ」と理解しつつ、職場の目を気にしてちゅうちょする様子が浮かんだ。アンケートは2月上旬に実施。同社のサービスを利用する243人の回答をまとめた。

 新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中、同社担当者は「職場での感染症流行につながりかねない。企業側と働き手側双方の意識改革が必要」と話している。

 休む判断をする体調について、53・5%は「38度以上の高熱」と回答。「39度以上」は5・8%だった。


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