東京外大、日本人問う設問で謝罪 「甚だ不適切」

 東京外国語大は18日までに、国際社会学部のゼミが会員制交流サイト(SNS)で実施した日本人の意識に関するアンケートについて「設問、調査の方法等に甚だ不適切な部分があった。不快な思いをされた方々に深くおわびする」とするコメントを林佳世子学長名で出した。14日付。

 ゼミは、平和構築などが専門の同大大学院教授が担当。アンケートは5〜7日に実施され、スポーツ選手の実名を挙げて「見た目は外国人風の人を日本人と捉えるか」や「在日朝鮮人と日本人の間に生まれた子どもを日本人と捉えるか」などの質問に「はい」「いいえ」で答える内容だった。


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