東京マラソンは一般抜きで実施 感染拡大影響、3月1日に開催

昨年の東京マラソンで、都庁前を一斉にスタートするランナー=東京都新宿区

 3月1日に行われる東京マラソンが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一般ランナー抜きで実施されることが17日、関係者の話で分かった。車いすの部を含め、招待選手らエリートランナーのみで争う。

 レースは残り1枠の東京五輪男子代表の選考会を兼ね、日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)や前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)らが出場予定。エリート選手としてマラソンで176人、車いすの部で30人が発表されている。

 2007年に始まった東京マラソンは国内最大規模の大会に成長、今年は約3万8千人が参加予定だった。事態が深刻さを増し、大会約2週間前に異例の決断が下された。


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