選手処分しない従来方針 MLB、報復死球は許さず

記者会見する米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナー=16日、ノースポート(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション提供、AP=共同)

 【ノースポート(米フロリダ州)共同】米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは16日、フロリダ州ノースポートで記者会見し、アストロズの不正なサイン盗みで選手に処分を科さなかった従来の方針を変えない意向を表明した。

 他球団の選手間ではアストロズの野手に批判が高まっているが「故意死球など試合での報復は許されない」とも語った。

 MLBは同様の疑惑でレッドソックスがワールドシリーズを制した2018年のシーズンも調査中で、同コミッショナーは今月末に結論を出す見通しを示した。


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