2020年2月17日 10:19 | 無料公開
【ソウル共同】複数の韓国メディアは17日、2016年に亡命した北朝鮮の元駐英公使、太永浩氏のスマートフォンが昨年、北朝鮮とつながりがあるとみられる組織からハッキング被害を受けていたと報じた。調査した情報セキュリティー会社幹部の話としている。
韓国紙・朝鮮日報によると、組織側は太氏のスマホに保存されていた電話番号や通話記録などを窃取した。太氏以外にも国会議員補佐官やジャーナリスト、別の脱北者や弁護士のスマホやパソコンも狙われた。
ハッカー組織は、14年に原発運営会社が狙われ、北朝鮮の犯行と断定されたハッキング事件にも関わったとされる「金星121」。