チャーター第5便が帰国 新型肺炎で武漢から退避

中国・武漢から羽田空港に到着した日本政府のチャーター機第5便に横付けされたバス=17日午前7時2分

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)が発生した中国湖北省武漢市から、滞在邦人らを帰国させる日本政府の全日空チャーター機第5便が17日、羽田空港に到着した。帰国者は到着後、感染の有無など健康チェックを受ける見通し。政府は、チャーター機の運航を第5便で一区切りとする方針だ。

 政府は1月下旬以降、チャーター機を計4便派遣し、計763人が帰国した。中国政府が第3便まで出国を認めていなかった中国籍の配偶者も、許可を得て第4便に搭乗した。

 第5便は、4便までと同じ機体のボーイング767を使用。防護服などの中国への支援物資を載せ16日夜に羽田を離陸していた。


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