熊日30キロ、設楽悠太が初優勝 五輪代表争いの東京マラソン前に

熊日30キロロードレースの男子を1時間29分47秒で制した設楽悠太=熊本市

 陸上の熊日30キロロードレースは16日、熊本市通町筋―びぷれす熊日会館前のコースで行われ、男子は設楽悠太(ホンダ)が1時間29分47秒で初優勝した。3月1日には東京五輪代表の残り1枠を争う東京マラソンが控え、「ここで勝たなきゃ次はないと思っていたのでホッとしている。東京マラソンでは日本中が興奮する走りがしたい」と表情を緩めた。

 7キロ付近で集団から抜け出し、途中までは日本記録を上回るペースで一人旅。最後は2位に51秒差をつけて逃げ切った。タイムには満足していないものの「トレーニングを積めば、あと2、3割は上がってくると思う」と冷静に受け止めた。


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