交通事業者にマスク供給を検討 国交相「医療と同様優先的に」

 赤羽一嘉国土交通相は16日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、タクシーやバスなど公共交通事業者にマスクが安定供給できるよう政府内で検討を始めたことを明らかにした。視察先の東京都足立区で記者団に「医療機関と同様に優先的に供給される体制をつくらなければいけない」と述べた。

 タクシー運転手の感染が確認されたことを受け、国交省はバス、タクシー事業者にマスクの着用を繰り返し要請しているが、品薄が続いている。赤羽氏は「今の状態では(事業者側に)危機感がある」と述べ、経済産業、厚生労働両省と具体策を協議していると説明した。


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