分身ロボットでショー鑑賞 療養中の20人、カメラ通じ

ステージ上から映像を送るオリヒメ(手前)=16日、鳥取県境港市

 難病などのために自宅や病院のベッドで療養している東京、鳥取、島根、岡山、福岡、佐賀の6都県の20人が16日、カメラを搭載した分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を通じ、鳥取県境港市で開かれたショーをリアルタイムで楽しんだ。

 会場のホールでは、クラシック音楽やバルーンアート、紙芝居などが披露された。ステージ上の20台のオリヒメから映像が送られ、幼児を含む20人は手元のタブレット端末で鑑賞。遠隔操作でオリヒメの両手や首を動かし、風船を見上げたり、音楽に合わせて拍手したりした。


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