中国、香港テレビ系サイトを指導 新型肺炎報道で、統制強化か

 【北京共同】中国の国家インターネット情報弁公室は16日までに、香港フェニックステレビ傘下のニュースサイトやアプリが「低俗な情報」を流したとして厳格に指導したと発表した。関係者によると、新型肺炎に関する報道を問題視したとみられる。初動の遅れなどへの批判が高まる中、習近平指導部はメディアへの統制を強めている。

 同弁公室の指示を受けた北京市インターネット情報弁公室が14日、サイトやアプリが「規範に合わないソースによるニュースや、低俗な情報を流し続けている」として運営元の責任者を指導した。運営元の本社は北京にある。


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