同僚医師も新たに感染確認 和歌山の病院、新型肺炎

新たに別の医師も新型コロナウイルス感染が確認された済生会有田病院=14日午前、和歌山県湯浅町(共同通信社ヘリから)

 和歌山県は15日、50代の男性外科医が新型コロナウイルスに感染した同県湯浅町の済生会有田病院で、外科で同僚の50代男性医師も新たに感染が確認されたと明らかにした。いずれも肺炎の症状があった。県は午後に記者会見し、詳細を発表する。

 有田病院の内科を受診した70代男性の感染も14日に発表されており、感染者は3人となった。男性は肺炎を発症し、別の病院で集中治療を受けている。体力の低下した人や高齢者など、リスクが高い患者の集まる病院に関連した感染者が相次ぎ見つかる事態となった。県は感染経路の調査や拡大防止策を進める。


  • LINEで送る