大相撲トーナメント、高安が連覇 決勝で妙義龍を押し出し

大相撲トーナメントで優勝し、トロフィーを受け取る高安=両国国技館

 大相撲のトーナメント大会は9日、東京・両国国技館で行われ、関脇高安が2年連続2度目の優勝を達成し、賞金250万円などを獲得した。決勝では平幕妙義龍を力強く押し出した。

 1月の初場所を途中休場した2横綱は、白鵬が3回戦で弟弟子の炎鵬の下手投げに屈し、鶴竜は初戦の2回戦で松鳳山に送り出された。阿武咲と輝も4強入りした。

 初場所で幕尻優勝を果たした徳勝龍は3回戦で高安に敗れ、3月の春場所で大関昇進を目指す関脇朝乃山は準々決勝で妙義龍に寄り切られた。十両は貴源治が制した。


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