2020年2月6日 17:07 | 無料公開
宮崎市が備蓄しているマスクと防護服=6日午後、宮崎市役所
中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、宮崎市は6日、友好都市の中国遼寧省葫蘆島市に、マスク1万枚と防護服100着を送ったと明らかにした。「中国加油(頑張れ)! 葫蘆島加油!」と書いた紙を入れ、同日発送した。
戸敷正市長は「マスクは古いものだと説明したが、それでも送ってほしいと要請があった。経済協力パートナーの山東省青島市にも依頼があれば対応したい」と述べた。
宮崎市によると、葫蘆島市から2日、メールで支援を頼まれた。宮崎市は過去の新型インフルエンザ流行や、家畜伝染病の口蹄疫対応のためマスクなどを備蓄していた。