「トランプ氏が独裁者に便宜」 ボルトン氏、司法長官と「共有」

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席やトルコのエルドアン大統領ら独裁的な指導者に対し、個人的な便宜を図ろうとしていた―。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は27日、ボルトン前大統領補佐官がこうした懸念をバー司法長官と共有していたことを、近く出版予定の著書の草稿で明かしたと報じた。

 ボルトン氏は昨年9月までホワイトハウスで外交・安全保障問題を統括。バー氏はロシア疑惑などでトランプ氏を守る姿勢を鮮明にしていたが、2人ともトランプ氏の外交姿勢に不安を抱えていたことが明らかになった。


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