映画興収、過去最高2611億円 19年、「天気の子」などヒット

2019年7月、映画「天気の子」の上映に詰め掛けたファンら=東京都新宿区のTOHOシネマズ新宿

 日本映画製作者連盟(映連)は28日、2019年の映画概況を発表した。アニメ「天気の子」やディズニー映画「アラジン」などが大ヒット、邦画と洋画を合わせた国内興行収入(興収)の総額は前年比17・4%増の2611億円で過去最高となった。これまでの最高は16年の2355億円。

 入場者数は1億9千万人を超えた。興収総額のうち邦画が占める割合は54・4%で、洋画を12年連続で上回った。

 邦洋合わせた公開本数は1278本で、過去最多となった。


  • LINEで送る