防衛相、中東派遣の護衛艦視察 隊員らを激励、2月に活動海域へ

護衛艦たかなみの艦内で自衛隊員を激励する河野防衛相(右端)=25日午前、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地

 河野太郎防衛相は25日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)を訪れ、中東海域に派遣される護衛艦「たかなみ」を視察した。出航を2月2日に控え、準備状況を確認するとともに、隊員や隊員の家族を激励。たかなみは2月下旬に活動海域に到着し、日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集活動を始める予定だ。

 視察後、河野氏は中東情勢について「緊張状態にあると認識しているが、これ以上エスカレートすることはないと思う。日本の原油の9割を依存する海域なので、情報収集活動により日本経済の生命線をしっかり維持したい」と記者団に述べた。


  • LINEで送る