雪不足でスキー場4分の1開けず イベント中止も

 記録的な雪不足で観光やレジャーに影響が出ている。気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)によると、調査対象とした385カ所のスキー場のうち一部でも滑走可能なのは24日現在、73・8%にとどまり、約4分の1が営業できていない。

 昨年は同日時点(対象は394カ所)で89・3%だったといい、同社は「暖冬だった昨年を大きく下回っており、深刻な状況だ」としている。

 岡山県鏡野町は地元のスキー場で2月1日に開く予定だった「第28回恩原高原氷紋まつり」を雪不足により中止すると決定。担当者は「中止は初めて。1万3千人が集まるイベントなのでダメージは大きい」と話した。


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