「氷河期世代」19自治体が採用 総務省調査、さらに拡大

 バブル経済崩壊で就職難だった30代から40代の「就職氷河期世代」を支援するため、全国19自治体が2019年度に職員の中途採用試験を実施または実施予定であることが24日、総務省調査で分かった。昨年12月1日時点で調べた後に実施を表明した自治体が複数あり、2月1日時点で再調査した結果をホームページで公表する。

 調査によると、このうち10自治体は受験案内やホームページなどで試験が氷河期世代の支援策であることを明示。4人を採用した兵庫県宝塚市では1800人以上が応募、全国的な話題となった。

 残り9自治体は「社会人枠」「経験者枠」といった形で中途採用者を募集した。


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