長崎知事が教皇謁見参列 被爆地訪問に謝意

ローマ教皇フランシスコ(左)の一般謁見に参列する長崎県の中村法道知事=22日、バチカン(長崎県提供・共同)

 【バチカン共同】長崎県の中村法道知事は22日、キリスト教カトリックの総本山バチカンを訪れ、ローマ教皇フランシスコの一般謁見に参列した。長崎市の高宮茂隆副市長も同席。教皇は昨年11月に教皇として38年ぶりに訪日し、長崎と広島の両被爆地から核兵器廃絶の必要性を訴えるメッセージを発信した。

 中村知事は謁見後の取材に「長崎から平和のメッセージを発信してもらったことに感謝を述べた」と話した。教皇からは「(平和を目指す)この道を共に歩き続けましょう」と返事があったという。


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