明治、アイスに賞味期限設定へ 来年4月めど、問い合わせ増え

明治のアイスの包装に表示する賞味期限のイメージ=22日午後、東京都千代田区

 明治は22日、市販するアイスクリーム全商品について、来年4月をめどに賞味期限を設定すると発表した。冷凍庫で保存するアイスは品質の劣化がわずかとされ「要冷凍(マイナス18度以下で保存)」などと記載することで、大半のメーカーは期限設定を省略している。明治は食への関心の高まりから問い合わせが急増していることを主な理由に挙げている。

 全てのアイス約30品目のうち「明治 エッセル スーパーカップ」シリーズの7品目は今年6月の出荷分から先行して記載し、他の商品も順次切り替える。7品目の期限は保存試験の結果や海外事例を参考に、一部を除き製造日から2年後に設定する。


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