2020年1月22日 09:29 | 無料公開
22日、ソウルで行われたロッテグループの創業者、重光武雄氏の告別式に参列する同グループの重光昭夫会長(左)ら(共同)
【ソウル共同】日韓両国にまたがるロッテグループを創業したロッテホールディングス(HD)名誉会長の重光武雄(韓国名・辛格浩)氏の告別式が22日、ソウルで行われ、韓国の李洪九元首相らが参列した。潘基文・前国連事務総長も弔辞を寄せ「韓国の経済発展をけん引した」とたたえた。
壇上のスクリーンには生前の業績を振り返る動画が映し出された。次男で韓国ロッテグループ会長の重光昭夫(韓国名・辛東彬)会長は「父はいつも新しい事業構想に没頭していた」と語った。
重光氏は日本でロッテを菓子業界大手に育て、韓国でも製菓にとどまらずホテルや観光、流通業にも進出、成功を収めた。