松竹、歌舞伎で4月から休演日 「働き方改革進めるため重要」

松竹大歌舞伎の看板=2017年7月、東京都内

 松竹は20日、同社制作による25日間の歌舞伎公演について、4月から休演日を設定すると発表した。松竹は「働き方改革を進めるため重要であると経営判断した」としている。

 4月3〜27日に東京・新橋演舞場で開かれる「四月大歌舞伎」公演では、15日が休演日となる。松竹は大劇場での歌舞伎公演の多くをこれまで25日連続で休みなく行っており、同社として長時間労働解消に向け、検討を進めたという。

 歌舞伎公演を巡っては、市川海老蔵さんら俳優側からは休養の必要性を訴える声が上がっていた。


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