キャッシュレス決済が増加 回答者の4割、還元効果

 民間調査会社MMDラボ(東京)は20日、昨年10月の消費税増税に伴うポイント還元事業の開始後、キャッシュレス決済の利用頻度が増したり、新たに使い始めたりした人が合わせて4割超に上るとの調査結果を発表した。同社は「現金を使わない決済手段が生活に浸透し始めている」としている。

 調査は昨年12月、ビザ・ワールドワイド・ジャパンとともにインターネットを使って5万人を対象に実施した。利用頻度が増したのは39・3%、新たに使い始めたのは3・1%だった。変わらないは39・4%、使ったことがないは17・0%となった。


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