2020年1月20日 15:50 | 無料公開
不法輸入のプラごみが入ったコンテナを背に、記者団に説明するヨー・ビーイン環境相(中央)=20日、マレーシア・ペナン港(共同)
【ペナン共同】マレーシアのヨー・ビーイン環境相は20日、マレーシア北西部ペナン港で記者会見し、同国に不法輸入されたプラスチックごみについて、昨年9月〜今年1月までのコンテナ150個分(3737トン)を日米仏など13カ国に送り返したと発表した。
プラごみ問題を巡っては、最大の輸出先だった中国が2018年1月に受け入れを中止し、マレーシアやタイなど東南アジアの国々で急増。マレーシアで不法に輸入されるケースが相次ぎ、燃焼による大気汚染の深刻化などが指摘されていた。
ヨー氏は「今後も全て送り返すという断固たる姿勢を貫く」と強調。
日本からは7番目に多い5個分。