マラソンでがん患者支援、和歌山 克服の阪神・原口選手が開催

チャリティーのリレーマラソンで沿道のファンとタッチを交わす阪神タイガースの原口文仁選手=18日、和歌山県すさみ町

 大腸がんを克服して野球に打ち込む阪神タイガースの原口文仁選手(27)が実行委員長を務めるチャリティーのリレーマラソンが18日、和歌山県すさみ町の運動公園で開かれた。原口選手が手術後に同町で静養したことがきっかけでがん患者たちを支援したいと開催、収益の一部は患者支援団体に寄付する。

 全国から168チーム、913人が参加。1周1キロのコースを、たすきをつなぎながら3時間走り、周回数を競った。

 原口選手は「頑張ってください」と走者を激励。元同僚の狩野恵輔さん、浜中治さんとたすきをつないでそれぞれ1キロ走り、原口選手は沿道のファンとタッチしていた。


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