高木氏死去に長嶋元監督「残念」 訃報を受け談話

 17日に死去した高木守道さんの訃報を受け、巨人の長嶋茂雄元監督(83)は18日、「監督時代は何といっても、互いに死力をつくした1994年の10・8決戦です。巨人の胴上げをじっと見つめていた表情は忘れられません。野球界にとって貴重な人材を失い、残念です」と談話を発表した。

 長嶋元監督は立教大の学生時代、県岐阜商高の高木さんを指導したことがある。当時のことを「守備がうまく、足も速くてすごい選手がいると思ったことを今でも覚えています」と語った。

 中日監督だった高木さんの下で投手を務めた中日の与田剛監督(54)は「本当にびっくりしてぼうぜんとした」と驚いていた。


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