テスラ車「急加速」と苦情 米当局、50万台調査検討

米テスラ車のロゴマーク=2016年9月、パリ(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米道路交通安全局は17日、米テスラの電気自動車が意図せず急加速したとの苦情を受け、調査が必要かどうか検討していると明らかにした。衝突事故が起き、けがをしたとの訴えも多数含まれる。約50万台が対象となる可能性がある。

 127件の苦情を添えて調査を求める請願メールを2019年12月に受信した。対象は3車種で、高価格帯のセダン「モデルS」の12〜19年型、スポーツタイプ多目的車「モデルX」の16〜19年型、量販車のセダン「モデル3」の18〜19年型。

 苦情には事故110件と、けが52人との報告も。メールの送信者は明らかにしていない。


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