東証、午前終値は2万3950円 小動き、米中関係の改善期待

 16日午前の東京株式市場は小動きとなった。米中関係の改善を期待する買い注文が入り、日経平均株価(225種)は小幅に反発する場面があった。ただ相場の過熱には警戒感がくすぶり、一時は前日終値をやや下回った。

 午前終値は前日終値比34円32銭高の2万3950円90銭。東証株価指数(TOPIX)は0・91ポイント安の1730・15。

 米中貿易協議の「第1段階」合意の署名を好感し、15日の米ダウ工業株30種平均は終値として初めて2万9000ドルの大台に乗せた。海外の株高傾向が16日の日経平均株価の支えとなった。


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