2020年1月14日 18:23 | 無料公開
スパイク・リー監督(ロイター=共同)
【ストラスブール(フランス)共同】フランスの南部カンヌで5月12〜23日に開かれる第73回カンヌ国際映画祭の事務局は14日、審査員長に映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」などで知られる米国の映画監督スパイク・リー氏を任命したと発表した。
カンヌ映画祭でアフリカ系米国人が審査員長を務めるのは初めて。リー氏は声明で「私の監督としてのキャリアにも大きな影響を及ぼした」とコメントした。
リー氏は米国内の人種差別を描いた「ドゥ・ザ・ライト・シング」が、1989年に初めてコンペティション部門に選ばれた。「ブラック・クランズマン」で2018年に審査員特別大賞を受賞した。