2020年1月12日 18:49 | 無料公開
不祥事発覚後初の公式戦となるラグビートップリーグのヤマハ発動機戦に臨む、主将の姫野和樹らトヨタ自動車の選手=12日、静岡県磐田市のヤマハスタジアム
昨年6月に当時の所属選手2人(後に懲戒解雇)が麻薬取締法違反などで逮捕、起訴されたため活動を中止していたラグビーのトップリーグ、トヨタ自動車が12日、不祥事発覚後初の公式戦を戦った。静岡県磐田市のヤマハスタジアムで行われたヤマハ発動機との初戦は29―31で惜敗。選手たちは試合後、ファンにあいさつして回り、拍手で奮闘をたたえられた。
ラグビーでは同スタジアム史上最多となる1万3985人が詰め掛けた一戦。主将で昨年のワールドカップ(W杯)日本大会代表の姫野和樹(25)は「ファンの声援はすごく聞こえたし、選手の力になった。満員の中でできてうれしい」と話した。