しらせから昭和基地にヘリ第1便 「久しぶりに新しい人間を見た」

南極観測船「しらせ」からヘリコプターで到着し、握手を交わす(左から)第61次観測隊の青木茂隊長、第60次越冬隊の堤雅基隊長、しらせの竹内周作艦長=30日、南極・昭和基地(南極観測隊同行記者撮影)

 【昭和基地=南極観測隊同行記者】第61次南極観測隊を乗せた観測船「しらせ」から昭和基地へ向かったヘリコプター第1便が30日午前8時20分(日本時間同日午後2時20分)すぎ、到着した。基地で待っていた第60次越冬隊の堤雅基隊長(52)が、第61次隊の青木茂隊長(53)としらせの竹内周作艦長(49)を出迎え、握手した。

 約1年滞在している堤さんは「久しぶりに新しい人間を見た。ようこそ昭和へ」と歓迎。青木さんは「ようやくお迎えに上がることができた。20年ぶりに来たが、あんまり変わっていないなあ」と感慨を語った。


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