2019年12月24日 22:02 | 無料公開
NHKは24日、テレビ番組を放送と同時にインターネットに流す同時配信の開始を含む「NHKインターネット活用業務実施基準」の修正案をまとめ、総務省への手続きを済ませた。当分の間は配信時間を限定し、経費を抑制。本年度内に1日17時間程度の試験的配信を始めたいとしている。
総務省はNHKの見直しを妥当と評価しており、来年1月中旬までに同時配信を認可する見通しだ。
実施基準は10月に申請したが、NHKの肥大化を懸念した総務省の要請を受け、従来案に比べ費用の上限を大幅に削減。現行基準と同じ2・5%(受信料収入を7千億円とした場合、175億円)に抑えた。