佐藤浩市が主演映画PR 「サイレント・トーキョー」

映画「サイレント・トーキョー」の製作発表記者会見に登場した(前列左から)西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子(後列左から)勝地涼、広瀬アリス、中村倫也、井之脇海、波多野貴文監督=24日、東京都内

 テレビドラマの脚本などで知られる秦建日子の小説を原作にした映画「サイレント・トーキョー」(2020年12月公開予定)の製作発表記者会見が東京都内で開かれ、俳優の佐藤浩市や中村倫也ら出演陣が登場した。

 クリスマスイブに爆破テロが発生した東京を舞台に、事件に巻き込まれ、翻弄される人々を描く群像劇。栃木県内の約2万平方メートルの敷地に渋谷駅前のスクランブル交差点やハチ公前広場などを再現した大がかりなセットを組み、11月下旬から12月上旬にかけて延べ1万人のエキストラが参加して撮影したという。

 事件現場を訪れる謎の男の朝比奈仁役で主演する佐藤は「謎の男なのであまり話せることはないんです」と前置きしたが、「エキストラの皆さんは寒い中で大変だったみたいですね」と発言。「みたいですねって、これも中身に若干触れてるね」と“失言”を反省していた。

 共演の中村は今年のクリスマスイブが33歳の誕生日。佐藤からプレゼントをもらったと明らかにし「一生思い出に残る日になった。中身は絶対に言えません」と話していた。


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