排気筒解体完了は5月上旬 福島第1原発、中断相次ぎ遅延

 東京電力は16日、福島第1原発1、2号機の共用排気筒を上部から解体する作業で、本年度中と見込んでいた完了時期を見直し、5月上旬に延期すると明らかにした。クレーンでつり上げて遠隔操作する切断装置でトラブルが相次ぎ、作業の中断を繰り返していた。

 解体作業は、高さ約120メートルの排気筒の上半分を約3メートルずつ23の工程で輪切りにしていく計画。現時点では第4工程までしか終えていない。8月に作業を開始したが、切断装置の通信異常や、刃が筒に食い込んで外れなくなるなどのトラブルが続いた。東電は悪天候などの影響で、完了時期がさらに遅くなる可能性もあるとしている。


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