2019年12月16日 00:48 | 無料公開
ベネチア国際映画祭でのアンナ・カリーナさん(左)とジャンリュック・ゴダール監督=1965年(AP=共同)
【マドリード共同】映画刷新運動ヌーベルバーグをけん引したジャンリュック・ゴダール監督の代表作「気狂いピエロ」で主演を務めたフランスの女優アンナ・カリーナさん14日、パリの病院でがんのため死去した。79歳だった。同国メディアが伝えた。
1940年デンマーク生まれ。女優になろうと10代後半でパリに移り、モデルとしてキャリアを開始。アンナ・カリーナは芸名で、高級ブランド、シャネルの創設者ココ・シャネルが付けた。
60年代に「気狂いピエロ」などに出演。ヌーベルバーグの女神的な存在となった。歌手としては、故セルジュ・ゲンズブールさんの作品を歌いヒットした。