110番直後に襲撃か 東京・青梅の殺人事件

小川和男さん

 東京都青梅市の無職小川和男さん(67)が自宅で殺害された事件で、110番に使った固定電話は、小川さんが倒れていた台所のすぐ近くに設置されていたことが15日、警視庁青梅署捜査本部への取材で分かった。受話器は置かれた状態だったことから、捜査本部は、犯人が通報を終えた直後の小川さんを襲撃したとみて状況を調べている。

 捜査本部によると、小川さんは14日午前1時55分ごろ、「寝ていたら音がして男が逃げていった。中年で小太りの男が泥棒に入ったようだ」などと110番した。

 小川さんは頭蓋骨に粉砕骨折があり、鈍器のようなもので強くたたかれた可能性がある。


  • LINEで送る