京アニ作品の舞台でコンサート 京都・宇治市、収益は寄付

「響け!ユーフォニアム」の舞台となった京都府宇治市で開かれたクリスマスコンサート=15日午後

 京都アニメーションの人気作品「響け!ユーフォニアム」の舞台となった京都府宇治市で15日、市内や近郊の中学、高校の吹奏楽部などによるクリスマスコンサートが開かれた。市や京阪電鉄などが共同で開催。訪れた多くの市民が迫力ある演奏に耳を傾けた。

 「響け!―」は同市を舞台に高校の吹奏楽部員の青春を描いた作品。コンサートでは市立宇治中や大阪桐蔭高、社会人などの6団体が演奏。同作の主題歌「DREAM SOLISTER」や劇中歌も披露された。

 山本正市長はあいさつで放火殺人事件に触れ「京アニの本社がある宇治市として全力で支援したい」と話した。

 収益金は義援金に寄付する。


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