保育士退職の園、別会社に 浜松、支援の社長が会見

メロディー保育園の運営について記者会見するヒーローズホールディングスの鈴木克美社長(左)ら=14日夕、浜松市

 浜松市西区の私立認可保育園「メロディー保育園」の保育士ら18人がパワーハラスメントなどの被害を訴え、一斉に退職届を出した問題で、別の保育園などを運営する浜松市内の会社が14日、同市内で記者会見し、メロディー保育園の運営を14日付で引き継いだと表明した。

 運営会社変更により、保育士を確保し、閉鎖の危機を打開できるかは不透明な要素も残っている。

 会見したのは「ヒーローズホールディングス」社の鈴木克美社長。今回の問題で「園児が行き場を失う」と、13日にメロディー保育園側に運営を引き継ぐことを提案。園の運営会社の全株式を取得することで合意したという。


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