元阪急球団の高井保弘氏が死去 「世界の代打男」

高井保弘氏

 プロ野球阪急で代打本塁打記録をつくった高井保弘(たかい・やすひろ)氏が13日午前9時44分、腎不全のため兵庫県西宮市の病院で死去した。74歳。愛媛県出身。オリックス球団が13日に発表した。葬儀・告別式は15日午後0時半から西宮市高畑町2の25、エテルノ西宮で。喪主は妻安枝(やすえ)さん。

 愛媛・今治西高から名古屋日産を経て1964年に阪急に入団した。67年から積み重ねた代打本塁打は27本。75年には当時の大リーグ記録の代打本塁打数を超え、「世界の代打男」の異名を取った。77年には指名打者でベストナインに輝き、82年限りで現役引退した。


  • LINEで送る