2019年12月12日 20:26 | 無料公開
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は12日、大会収支の見込みを発表し、販売率99・3%で約184万枚を売ったチケット収入は373億円で8月公表の予算案と比べて23億円の増加となった。総額では48億円増の678億円となり、収入の一部は大会後の競技普及などレガシー(遺産)事業の支出に充て、収支均衡とする。
嶋津昭事務総長はレガシー事業の具体的な内容は検討中とした上で「日本協会や(大会に関係した)地方自治体が実行する事業」を挙げた。また、建て替え後の東京・秩父宮ラグビー場の一角に「ラグビーの記念館ができれば、というのは夢」と明かした。