NY株反発、29ドル高 米経済の堅調さ意識

 【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに上昇し、前日比29・58ドル高の2万7911・30ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は37・87ポイント高の8654・05と反発した。米経済の堅調さが意識され、買いがやや優勢となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が11日、米経済は緩やかに拡大していると判断し、来年は政策金利を据え置くことを示唆したことが材料視された。一方で、米国が予定する対中制裁関税拡大の発動が15日に迫り、様子見気分も強かった。


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