2019年12月11日 20:28 | 無料公開
ベイカー茉秋
【青島(中国)共同】柔道日本男子の井上康生監督は11日、マスターズ大会(12〜14日・青島=中国)を右肘負傷で欠場が決まった2016年リオデジャネイロ五輪男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)について「20年(東京五輪)は非常に厳しくなったと思っていい」と代表入りが絶望的になったとの見解を示した。
同大会は東京五輪代表選考会の一つ。ベイカーは代表争いで向翔一郎(ALSOK)を追う2番手以下に位置し、国際大会での巻き返しが求められていた。
ベイカーは9日の稽古中に右肘関節を脱臼。リオ五輪後は古傷の右肩を手術するなど負傷が続いた。