パワハラ企業は求人の受理拒否も 来年6月から、規制法施行

 セクハラやパワハラの対策を進める厚生労働省は11日、被害を相談した労働者に不利益な取り扱いをした企業が社名を公表された場合、ハローワークや職業紹介事業者は一定期間その企業の求人を受理しないことを認めると決めた。

 不利益な取り扱いを禁じた女性活躍・ハラスメント規制法の施行に合わせ政令を改正、来年6月から実施する。

 職業安定法は、ハローワークや職業紹介事業者は、求人の申し込みを全て受理しなければならないと定めているが、法令違反をした企業の求人は例外として一定期間不受理にすることが可能。


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